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大学院特別講義

 

  時:平成261216日(14時~1530

  所:静岡県立大学小講堂

世話教室:薬理学教室

対  象:大学院生、学部生、教職員

     学外の方の参加も歓迎致します。

 

講師:小島 至 教授

群馬大学生体調節研究所 細胞調節分野)

 

題目: グルコース感知受容体 T1R3 によるインスリン分泌の制御

 

概要:

膵β細胞には甘味受容体サブユニットである T1R2, T1R3 が発現している。定量的PCR による比較では、T1R2 発現はT1R3の1%以下であり、蛋白レベルではT1R2の発現は検出されない。したがってβ細胞ではT1R3ホモダイマーが受容体として機能している可能性が高い。T1R3ダイマーは人工甘味料やグルコースにより活性化され、その活性化によりβ細胞内のATP産生が亢進する。T1R3のノックダウンによりグルコースによるATP増加が抑制されることから、グルコースはT1R3ダイマーを活性化して、自身の代謝を促進していると考えられる。つまりグルコースは従来知られている代謝を介して作用を発揮するだけではなく、細胞膜のT1R3ダイマーを活性化して代謝を促進するという経路をも活性化してインスリン分泌を促進すると考えられる。T1R3ダイマーはグルコース感知受容体として機能し、グルコース代謝を亢進してインスリン分泌を促進する。

 

 

問い合せ: 静岡県立大学薬学部薬理学分野 石川智

Tel: 054-264-5694, E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

 

静岡県立大学薬学部・薬学研究院

〒422-8526

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電話 054-264-5102