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2012/05/21 月例薬学セミナー(谷口孝喜先生)

 

 演題:ロタウイルス感染症とその防御

 

演者:谷口 孝喜 教授

(藤田保健衛生大学医学部ウイルス・寄生虫学講座)

 

日時:平成24年5月21日(月) 午後2時~4時

場所:静岡県立大学小講堂

世話教室:生化学教室

対象:大学院生、学部生、教職員

学外の方の参加も歓迎いたします。

 

ロタウイルスは、冬季乳幼児嘔吐下痢症の病原ウイルスである。 ゲノムが11本の分節した2本鎖RNAからなる特徴をもつ。 開発途上国では、年間50万人以上が本ウイルス感染で死亡しており、先進国においても、重篤な症例が多いため入院に占める率が高く医療経済的に、その予防が期待されている。 2006年に2つのロタウイルスワクチンの開発の報告があり、わが国でもその投与が開始されている。 これを機に、ロタウイルス感染の現状、そしてその感染防御についてお話ししたい。

ロタウイルスは、点変異の蓄積、リアソートメントおよびリアレンジメントにより多様なゲノムを有する。 ウイルス粒子の外層タンパク質であるVP7とVP4によってそれぞれ規定されるGタイプおよびPタイプもきわめて多様で、動物を含めると27Gタイプと35Pタイプが存在する。ロタウイルスの感染防御を考える際には、こうした多様性を考慮する必要がある。 中和エピトープの解析、ヒト型モノクロン中和抗体の解析、人工空粒子の免疫原性、リバースジェネティクスによるVP4の解析などを通して、ヒトロタウイルスの感染防御を考えてみたい。

 

問い合わせ先

静岡県立大学薬学部生化学教室 鈴木 隆

 

月例セミナーちらし(PDF)

 

静岡県立大学薬学部・薬学研究院

〒422-8526

静岡県静岡市駿河区谷田52-1 

電話 054-264-5102