本学教員が日本臨床薬理学会で優秀演題賞を受賞
2011年12月1~3日に、アクトシティ浜松で開催された「第32回日本臨床薬理学会年会」で薬学部 実践薬学分野(並木徳之教授)の田中紫茉子助教が、優秀演題賞を受賞しました。この賞は、臨床薬理学研究の発展が期待できる若手研究者に贈られるものです。
受賞演題は、「日本人肺動脈性肺高血圧症患者におけるsildenafilおよびbosentanの血漿中濃度の測定」です。
本研究では、予後不良の希少疾病である肺動脈性肺高血圧症のsildenafilとbosentanの併用療法に注目し、日本人患者における両薬物の血漿中濃度の測定と解析を行いました。その結果、薬物相互作用回避や治療の個別化に両薬物の血中濃度測定が寄与し得ることを示唆しました。
本研究は、本学薬学部 医薬品情報解析学分野(山田浩教授)と浜松医科大学 臨床薬理学講座(渡邉裕司教授)との共同研究です。
第32回日本臨床薬理学会年会ホームページ:http://www2.convention.co.jp/32jscpt/
実践薬学分野ホームページ:http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/~jissen/