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薬学部教員が日本毒性学会技術賞を受賞

 薬学部 薬物動態学分野の尾上 誠良 准教授は,2013 年度 日本毒性学会 技術賞を受賞しました.日本毒性学会 技術賞はわが国における毒性評価技術の開発において卓抜な功績を挙げた研究者に贈られます. 

 受賞の対象となった研究テーマは「光毒性試験におけるROSアッセイの開発」で,現在注目されている副作用の一つである光毒性に関して物理化学的特性を指標として予測する新規手法を開発し,さらに医薬品の体内動態情報を組み合わせることで高精度な光毒性予測を可能としました.日本製薬工業協会,国立医薬品食品衛生研究所,医薬品医療機器総合機構と共同で本評価系を国際ガイドラインに提案し,現在 ICH ガイドライン(S10)に暫定的に採用されています.授賞式は第 40 回 日本毒性学会学術年会(2013 6 1719 日,幕張メッセ)にて行われ,ワークショップ「ICHにおける光安全性評価ガイドラインの取り組みについて」にて研究成果の一部が発表されました.

写真:第 40 回 日本毒性学会学術年会におけるワークショップにて

 

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