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緑茶成分カテキンの体内動態をイメージングすることに成功!


 静岡県立大学薬学部医薬生命化学分野の奥 直人教授、清水広介助教らは、同医薬品製造化学分野の菅 敏幸教授,浅川倫宏助教、および浜松ホトニクス株式会社中央研究所との共同研究により、緑茶に含まれる機能性成分カテキン摂取後の体内動態について、ポジトロン断層法(PET)を利用することにより、リアルタイムに可視化することに成功しました。この研究成果は、米科学誌「PLoS ONE」に掲載されました。

 

Kosuke Shimizu, Tomohiro Asakawa, Norihiro Harada, Dai Fukumoto, Hideo Tsukada, Tomohiro Asai, Shizuo Yamada, Toshiyuki Kan, Naoto Oku.

Use of positron emission tomography for real-time imaging of biodistribution of green tea catechin.

PLoS One, 9, e85520 (2014)

 

リンク先URLhttp://dx.plos.org/10.1371/journal.pone.0085520

 

【よりわかりやすく解説!】

 静岡県が誇る特産品である緑茶に含まれるカテキンには、インフルエンザ予防効果や抗がん効果などたくさんの効能があるとされています。しかし、そのカテキンが体の中に入った後、どこへ行ってしまうのか、その“動き”についてはあまりわかっていませんでした。これは体の中に入ったカテキンを見つけるのが非常に難しかったのが原因です。今回、化学合成の力によりカテキンに目印を付け、ポジトロン断層法(PET)という光技術を利用することで、体の外から体の中のカテキンの居場所を見つけることに成功しました。この成果により、なぜ緑茶が体に良いのかという緑茶の効能の解明や新しい緑茶飲料の開発に向けて、大いに役立つ情報を提供できます。

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○最近の関連成果発表

THE CHEMICAL TIMES2014No.1 関東化学

http://www.kanto.co.jp/times/pdf/CT_231_05.pdf

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「月刊化学」20143月号 化学同人

http://www.kagakudojin.co.jp/book/b166213.html

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