第87回日本生化学会で薬学部学生が若手優秀発表賞を受賞
薬学部生体情報分子解析学分野6年生の服部芳規さんは、2014年10月17日に開催された第87回日本生化学会で若手優秀発表賞を受賞しました。この賞は、優秀な発表を行った学生または若い研究者に授与されるものです。本発表は、生体内薬物代謝酵素・薬物輸送蛋白質の遺伝子の発現・活性調節機序として核内受容体の一つ「プレグナンX受容体(PXR)に着目し、異物応答シグナルと連動した翻訳後修飾について詳細にその分子機構を明らかにしたものである。本研究の成果は、薬物・異物代謝の分野に留まらず広範な遺伝子発現機序の研究発展に寄与・応用される可能性を持ち、転写制御を標的とした創薬、疾病の予防、治療に応用が期待される。
関連リンク:第87回日本生化学会 URL: http://www.jbsoc.or.jp/event
写真:表彰状