2010/11/22 大学院特別講義 Dr. Nobuyoshi Yasuda
日 時： 平成２２年１１月２２日（月）
1３時０0分 〜
場 所： 静岡県立大学 小講堂
対 象： 大学院生、学部学生、教職員
（部外者・学外者の参加も歓迎します。）
演 題：Practical Examples from Process Research
演 者：Dr. Nobuyoshi Yasuda
（Distinguished Senior Investigator, Process Research, Merck Research Laboratories）
演者は，20年以上の長きにわたって米国メルク社のプロセス化学研究所にて、有機合成化学の最先端研究に従事してきました。本講演ではReverse Transcriptase Inhibitor (RTI) の合成、CCR5 Antagonistの合成、またSubstance P Antagonistの合成の研究の実例を示しプロセス化学研究には合成法の確立とサンプルの供給だけではなく、有機合成化学を究める努力が必要であることをお示しします。RTI においては、アセチレンの不斉付加反応、CCR5 Antagonistにおいてはモリブデンπ－アリールに対する不斉付加反応、Substance P Antagonistにおいてはパラジウムを用いるエーテルの立体制御合成について深く追求します。
問い合わせ先：静岡県立大学 薬学部
薬品製造化学教室
菅 敏幸