第17回 薬学講座が開講されました
静岡県立大学大講堂で平成31年1月16日(水)に、第17回薬学講座が開講されました。本講座は薬学部の全教員、全学生を対象に、薬害問題の解決に向かって闘ってこられた専門家、製薬企業の第一線で活躍されている研究者を講師に毎年開講されています。
講演1では、帝人グループ、フェローの近藤史郎様をお招きし、「企業における創薬研究の考え方と実践~痛風・高尿酸血症治療薬の開発~」と題して、新薬の開発について医薬品開発の全般を踏まえながらわかりやすくご講演いただきました。
講演2では、参議院議員、薬害HIV訴訟原告の川田龍平氏に、「命を守る~薬害被害者として~」と題して、薬害被害をなくすために、ご自身の活動を踏まえながらご講演頂きました。明日生きられるかわからない、と考え活動されている姿が印象的でした。
御講演後には、本学薬学部生や薬学研究院生の質問にも丁寧に答えて頂きました。
鬼頭宏学長による開会の挨拶
近藤史郎様による御講演の様子
講演1の座長を務める鈴木隆薬学研究院長
川田龍平様による御講演の様子
講演2の座長を務める賀川義之薬学部長
質問する会場の学生
講演会場の様子
石川智久副学部長による閉会の挨拶