薬学部教員に第5回臨床薬理研究振興財団研究大賞が決定
薬学部 臨床薬効解析学分野の林 秀樹 講師に、第5回臨床薬理研究振興財団研究大賞が授与されることが決定しました。
臨床薬理研究振興財団研究大賞は、財団が贈呈した「研究奨励金」を用いて研究し、その後提出された研究報告の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる研究を研究大賞として表彰するものです。
受賞の対象となった研究テーマは、「関節リウマチにおけるメトトレキサートの薬効を予測するための遺伝子多型」で、匙加減の難しい関節リウマチ治療薬メトトレキサートの薬効と患者遺伝子情報を解析したものです。本研究で得られた情報を処方設計に反映させることで自己免疫疾患である関節リウマチの薬物療法を最適化し、患者ＱＯＬが向上することが期待されます。また、中長期的には医療費の削減も期待できます。
なお、表彰式並びに研究発表会は、11月9日 クラブ関東（千代田区丸の内 東京銀行協会ビル）にて行われます。
第一三共株式会社プレスリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/004402.html
公益財団法人臨床薬理研究振興財団
http://www.rinyaku-fdn.or.jp/taishou5.html