本学薬学部学友会会長 横倉輝男氏（昭和４０年卒：株式会社ヤクルト本社 元専務取締役・元中央研究所所長）が「一般財団法人材料科学技術振興財団山崎貞一賞（以下、山崎貞一賞）」を受賞されました。
受賞題目は「塩酸イリノテカン：世界初のカンプトテシン系抗がん剤の開発」です。
塩酸イリノテカンは日本発の新規薬理作用を基にする強力な抗がん剤であり、
現在広範囲ながん治療薬として世界中で利用され、効果を上げています。
この度、その開発、成果に対し、大きく寄与された横倉氏が受賞されました。
<財団法人 材料科学技術振興財団 山崎貞一賞HP：http://www.mst.or.jp/prize/japanese/winners/newwinners.html>
「山崎貞一賞」は、科学技術水準の向上とその普及啓発に寄与することを目的とし、また、当財団の初代理事長を務めた故山崎貞一氏の科学技術および産業の発展に対する功績、人材の育成に対しての貢献を記念して創設された賞であります。
本賞対象は、当財団の定款第4条の事業内容に対応した「材料」、「半導体及び半導体装置」、「計測評価」、「バイオサイエンス・バイオテクノロジー」の4分野からなり、論文の発表、特許の取得、方法・技術の開発等を通じて、実用化につながる優れた創造的業績をあげている人とします。（財団HPより抜粋）