2013年9月13～14日に博多で開催されたフォーラム2013：衛生薬学・環境トキシコロジーにて、薬食生命総合学府薬科学専攻 博士前期課程2年の 藤井 洋昭 さんが実行委員長賞を、また、薬学部薬学科5年の 栗田 隆三 さんが新人賞を、それぞれ受賞しました。
本学会ではポスターセッションの中から受賞候補の大学院生・学部生が選ばれ、候補者によるポスター内容に関する口頭発表・質疑応答が総合的に評価され、受賞者として選ばれました。
藤井さんの発表演題は「海馬歯状回顆粒細胞内Zn2+シグナル過多による学習した空間認識記憶の消失」で、記憶の消失に亜鉛シグナルが関与することをはじめて明らかにした研究成果です。
栗田さんの発表演題は「アンドロゲンによるマウス肝Cyp7a1遺伝子発現の抑制」で、肝臓におけるコレステロール異化・分解酵素（Cyp7a1）の発現における性差の発現に男性ホルモン（アンドロゲン）が直接関与していることをはじめて明らかにした研究成果です。
