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大学院薬学研究科製薬学専攻博士前期課程2年花田良輔さん(医薬品創製化学分野所属)と薬学部薬科学科4年杉山公二さん(同所属)は、2010年9月23~24日に静岡市で開催された「第14回生体触媒化学シンポジウム」において優秀ポスター賞を受賞しました。

この賞は、本シンポジウムでのポスター発表のなかから、研究内容、ショートプレゼンテーション、ポスター発表での討論内容等を総合的に評価し、優れた発表を行った若手研究者4名に授与されます。花田さんの受賞演題は「リパーゼ/バナジウム複合触媒による動的光学分割:環状アリルアルコールの短工程不斉合成」、杉山さんの演題は「リパーゼ/バナジウム複合触媒を用いたアルケニルクロロヒドリンの動的光学分割」です。花田さんは、天然の加水分解酵素リパーゼと人工金属触媒を併用することで、入手容易な原料から医薬品などの有用な合成中間物質となるアリルアルコールを光学的に純粋に(一方の光学異性体のみを)高収率で合成する新手法の開発が、杉山さんは前述の方法の応用性を示すとともに、学部4年生ながら堂々とした発表と討論が高く評価されました。

花田良輔さん(左)と杉山公二さん(右)

 

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