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            | 講義で使用するスライド |  
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                  | 実験3で行うスキームです. |  |  
 
              
                
                  | Grignard反応は,有機金属試薬の一つである有機マグネシウム試薬を求核剤とし,カルボニル化合物と反応させるものです.用いるカルボニル化合物によって,生成物が変化します.今回の実習では,Grignard試薬の調製と,エステルに対するGrignard反応を行います.
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                  | Grignard反応の反応機構です.途中で一旦,ベンゾフェノンが生じた後,これがさらにGrignard試薬と反応して目的のトリフェニルメタノールを生成します.
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                  | Grignard反応を行うにあたり,用いる溶媒について注意しないといけません.
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                  | Grignard試薬は水と激しく反応するため,原料や器具を十分に乾燥しなくてはなりません.また,Grignard反応は発熱反応であるため,反応の暴走を防ぐために試薬の滴下速度等に注意しなければなりません.
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                  | 実験3の反応装置です.器具はオーブンから出して熱いうちに組み立てます.試薬を加えているとき以外は常に玉栓をして,外気との接触をできるだけ短時間にすることが実験成功のポイントです.なぜこうしなければいけないかは考えてみてください.
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