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Department of Pharmacology
School of Pharmaceutical Sciences
University of Shizuoka
 1. 膵β細胞におけるNOの生理的・病態生理的役割の解明
 2. 膵β細胞・血管・骨格筋における伸展刺激応答反応に関する解析
 3. 皮膚微小循環の温度感受性に関する解析
 4. 天然生理活性物質の作用メカニズムの解明
■ 研究の概要

当教室では,糖尿病の病態解明・治療薬開発を主要なテーマとし,インスリン分泌細胞である膵β細胞,およびグルコース貯蔵部位であり血糖調節に重要な役割を担っている骨格筋,および糖尿病合併症のターゲットである微小循環を主な研究対象として,分子レベルから個体レベルまでの幅広い解析方法を駆使して研究を行っています.

内皮由来血管弛緩因子として脚光を浴びた一酸化窒素NOは,最近では血管内皮や神経以外の様々な臓器においても,生理活性物質として機能していることが明らかになりつつあります。我々は,膵島に構成型NO合成酵素が存在し,グルコース刺激に応じてNOが産生されることを証明しました。この膵島で産生されるNOがインスリン分泌やβ細胞アポトーシスにどのように影響するか,また,2型糖尿病発症にどのように関わっているかを解明すべく検討を行っています.

当教室では長年の間,血管の筋原性収縮のメカニズム解明をめざした検討を行ってきました.引き続き,病態との関連を常に念頭に置きながら,主に脳動脈および冠動脈の力学刺激応答反応の全容解明をめざしています.また,β細胞や骨格筋細胞における力学刺激応答反応についても検討を行っています。特に,伸展活性化カチオンチャネルに着目し,その分子実体の解明をめざしています.

また,皮膚血管独特の性質である冷却誘発収縮反応のメカニズムの解明にも取り組んでおり,糖尿病における微小循環障害との関連について検討を行っています。

さらに,平滑筋の細胞内情報伝達経路が良く研究されていることを利用して,化合物の薬理作用を解明するためのバイオアッセイ・ツールとして平滑筋を用いた研究も行っています.ここでは生薬から海産物由来の新規の天然生理活性物質まで幅広い素材をターゲットにしています.

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