静岡県立大学臨床薬剤学分野

薬物動態関連

薬物血中濃度、効果と副作用の相関性

薬物動態関連

 

抗てんかん薬や抗がん薬など多くの薬物で、治療効果や副作用の発現と薬物血中濃度が相関することが知られている。薬物体内動態と効果や副作用との関係が明らかになれば、副作用を最小限に抑えながら治療効果を最大限に引き出す投与設計が可能になる。

 

現在本パートでは、LC-MS/MSでの抗がん薬及び認知症治療薬の薬物血中濃度測定とともに副作用との相関性を研究している。

 

<抗がん薬>
がん化学療法においては、抗がん薬投与に伴う有害事象が用量規制因子である。外来がん化学療法が近年普及しており、患者から血中濃度のために採血可能であるのは患者が治療を終えて離院するまでの投与後数時間である。投与後数時間における血漿中濃度の測定による有害事象の発症の予測方法の解明を目指す。

 

 

<認知症治療薬>
認知症は、中核症状の認知障害と周辺症状の行動・心理症状(BPSD)に大別される。BPSDの発現により患者のQOLの低下や介護者の負担の増加となる。BPSDの発現時期や重篤度と認知症治療薬の薬物体内動態の関連性を明らかにすることでBPSDの発現を抑えた治療の実現を目指す。


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