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TEL.054-264-5234(研究室)
054-264-5237 (教授室)

研究内容Research

ベッドサイドに優れた製剤と薬物治療を

Providing optimum dosage forms and pharmacotherapy for our patients

方針イメージ


 患者本位の医療が尊重されるなか、患者自身が主体的に医療を選択する時代となっています。患者が良質の医薬品を選別できるように、確実な治療効果と安全性を併せ持つ製剤を開発し、さらに患者個々の特性に合わせた薬物療法を提供することが重要です。薬物の治療効果を左右する要因は数多くありますが、まずは患者が適正に薬剤を使用できるように 、患者ベネフィットを追究した製剤を開発してアドヒアランスを向上されることからはじめる必要があります。苦い薬を服用するのは患者自身にとっても辛いことであり、さらにその薬を子供に服用させる母親の苦労は昔から変わりません。
 本研究室では、苦い薬であっても楽に服用でき確実な治療効果へとつなぐ第一歩とするために、菓子を応用した実用化製剤の研究開発を行っています。また注射剤においては、治療薬剤と輸液とが合体したプレミクスト注射剤の製剤化を行い、安全性及び経済性の観点からその臨床評価を行います。加えて、私たちは様々な薬物についてその薬物動態と効果の関係を解析し、また代謝酵素などの遺伝子多型や相互作用などが薬物動態や効果にどのような影響を及ぼすかについて、基礎実験と臨床試験の両面から、明らかにしたいと考えています。現在、医学部、病院及び製薬企業との共同研究も推進しています。

本研究室は、「実践」をキーワードに以下の研究について取り組んでいます。

<詳しい主な研究テーマ>
実践薬学分野の研究テーマは、@臨床製剤学研究A臨床薬理・薬物動態学研究B薬剤師実務実践研究、に大きく分けられます。研究室に所属している教員と学生は有機的に連携しながら上記の研究テーマに取り組んでいます。

実践薬学分野〒422-8526
静岡市駿河区谷田54-1
 一般教育棟1階,3階
TEL 054-264-5234(研究室)
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FAX 054-264-5234