2018/07/20 大学院特別講義 古田 巧 教授

大学院特別講義

演題:「ビアリール型人工アミノ酸の創製を起点とした触媒開発

演者:古田 巧 教授(京都薬科大学 創薬科学系 薬化学分野

日時:平成30年7月20日(金)16:20〜17:50

場所:静岡県立大学 小講堂

世話人教室:医薬品製造化学講座

対象:大学院生、学部生、教職員(学外者の参加も歓迎します。)

ビアリール構造を持つ人工アミノ酸の創製を起点に、分子内カルボキシラートイオンにより反応を加速するDMAP型アシル化触媒や、不斉交差アルドール反応の制御を指向したアニリン性酸塩基触媒の開発を行ってきた。このような有機分子触媒の創製に加え、最近では二核ロジウム触媒の開発にも展開している。これらの研究は、「薬造」在籍時に見出した反応や、経験した研究を手がかりに行ってきた。以上の触媒開発の経緯と有機合成への展開を紹介したい。

専門分野に関わらず多数のご来場をお待ちしております。

「医薬品製造化学特論」の履修者は必ず受講してください

講演要旨(PDFファイル)

問い合わせ先:静岡県立大学薬学部 医薬品製造化学教室 菅 敏幸,大内仁志
Tel (054) 264-5746; Fax (054) 264-5745
E-mail: kant@u-shizuoka-ken.ac.jp(菅)
ouchih@u-shizuoka-ken.ac.jp(大内)