大学院特別講義
演題:細胞外O-GlcNAc修飾の構造と機能
演者:岡島 徹也 先⽣
名古屋大学糖鎖生命コア研究所 統合生命医科学糖鎖研究センター
分子生理・動態部門分子動態分野 部門長 教授
日時:令和 4 年 1 月 20 日(木) 15 時 00 分~ 16 時 30 分
講義形式:Zoomを用いる遠隔講義
(ミーティング ID、パスワードは別途お知らせ致します。)
対象:大学院生、学部生、教職員。学外の方の参加も歓迎致します。
概要:
細胞外O-GlcNAc修飾は、上皮成長因子(EGF)ドメインに特有な糖修飾として、近年同定された。モデル生物を用いた研究や、希少なヒト先天性疾患であるアダムズオリバー症候群の遺伝子変異から、細胞外O-GlcNAc修飾とその修飾酵素EOGTの役割の理解が進んでいる。また、国内外の研究者により、腫瘍におけるEOGTの発現異常の解析が進み、新しい研究の展開を見せている。本講義では、細胞外O-GlcNAc研究の基盤となる糖鎖構造と機能に関する新しい知見を中心に紹介する。
岡島 徹也 先生は、本邦はもとより、世界の糖鎖科学研究を牽引する医学・生命科学研究者のお一人です。今まさに世の中の注目を集めている 「ヒューマングライコームプロジェクト」 を主導する名古屋大学糖鎖生命コア研究所において、教授としてご活躍されています。本講義では、「細胞外 O-GlcNAc 修飾の構造と機能」 について、大学院生、学部生にわかりやすく解説していただきます。
なお、本講義は 「薬科学特論」 の対象です。皆様のご参加をお待ちしています。
問い合わせ先:静岡県立大学薬学研究院 生化学講座
竹内 英之
TEL: 054-264-5725
E-mail: htakeuchi@u-shizuoka-ken.ac.jp