浦山 昭彦 さん 留学=魅力あふれる生命科学の研究分野
テキサス大学ヒューストン校医学部神経内科 准教授(平成14年博士修了)
ひとつの学部の中に生物学、化学、物理学といった学問分野が共存しているのは薬学だけだと思います。また薬学は学際的な領域もカバーする総合科学であり、魅力にあふれた生命科学の一分野です。好奇心と情熱をもって学問と向かいあって下さい。私は薬学部から博士課程修了までの9年間をこの大学で過ごしました。その間に学んだ様々な事が、今の自分を形作っていると思っています。あなたも、是非、楽しい学生生活を送って下さい。
鈴木 由美子 さん 「可能性は無限大」
上智大学理工学部物質生命理工学科 教授(平成8年 博士修了)
学部から博士後期課程まで、その後、教員として静岡県立大学に在籍しました。ニューヨーク・コロンビア大学への研究留学を通し、大都会と国際的な環境の楽しさを知り、現在は東京で、英語を使って有機化学を教え、留学生を含む学生達と有機化学・創薬研究に励んでいます。薬学部で得た知識が、臨床医や生物系研究者との共同研究に役立ちました。薬学を活かすことで、様々な形で社会に貢献できると思います。
渡邉 学 さん 学生生活すべての経験が今の私の糧
社会医療法人駿甲会 甲賀病院 医療技術部 部長(平成7年卒業)
県立大学薬学部で得られるものは、単に「薬剤師国家試験受験資格」だけではありません。私の経験では、生命科学、物質科学としての「薬」の知識や思考法の修得、部活や研究生活などの「よく学び、よく遊ぶ」経験、同期生のみならず先生方や先輩・後輩との今へ続く交流など、とても充実した学生生活を得ることができました。いずれも今の私にとって大きな糧となっています。薬剤師や研究職を目指すなら、是非チャレンジして下さい。