静岡県立大学 薬学部 生命物理化学分野(橋本研究室)


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青木広樹さん(平成31年3月薬学科卒業)

静岡県中部健康福祉センター 衛生薬務課

人の健康に貢献する

当研究室の先輩方は、講義や実習、研究活動等を通じて培われる科学的な思考力や問題解決力を活かし、医療現場の最前線や研究機関等、様々なフィールドでご活躍されています。私は現在、行政薬剤師として、薬局の許認可業務の他、献血普及や薬物乱用防止のための啓発活動等を担当しています。行政薬剤師は、医薬品関連業務はもちろん、食品衛生や生活環境等の幅広い視点から、多くの方々の健康を守る一翼を担う大変やりがいのある仕事です。大学生活は、自分の興味のあることに全力を注げる、長い人生の中でも貴重な時間だと思います。失敗をおそれず、挑戦してみてください。 (2021年12月寄稿)


清水研一郎さん(平成29年3月薬学科卒業)

キリンホールディングス株式会社・研究職

知識はきっと役に立つ

私は卒業後、協和発酵バイオの研究員として働き、現在はキリンホールディングスに出向して研究を続けています。企業の研究員は常にビジネスを念頭に置く必要があるので、大学の研究とは全く違う意味でのやりがいを感じています。一方で、今順調に仕事ができているのは薬学部で多くの知識を学んだためだと思っています。研究とビジネスを繋ぐには専門外の知識も多く必要になります。薬学部は広く浅くかもしれませんが、多くの知識を得ることができ、これは他の学部にはないメリットだなと今実感しています。私は大学時代、幅広い分野の勉強が必要な薬学部は無駄な勉強も多いと感じていましたが、社会では幅広い知識を持っていることは強みになります。特に近年の企業は自社の利益だけでなく、社会の利益にも貢献する必要があるので、このような経営方針にも幅広い知識が得られる薬学部はマッチすると思います。ぜひ皆さんも多くの知識を吸収しながら楽しい学生生活を送ってください。 (2021年11月寄稿)


鬼無(吉田) 奈々子さん(平成27年3月薬学科卒業)

岡山大学病院・薬剤師

 

より良い医療を提供するために

私は卒業後、病院薬剤師として働いています。病棟に常駐し、入院患者さんの処方内容の確認や服薬指導を行ったり、医師へ処方提案、看護師からの相談応需などを行っています。安全な薬物療法を守るという大きな責任を感じますが、同時に大きなやりがいも感じています。 大学時代、試行錯誤しながら納得いくまで研究を成し遂げられたことは、私にとってとても大きな経験でした。先生方に沢山のご助言いただいたこと、仲間達と励まし合い研究室生活を送れたことに、本当に感謝しています。 日々、薬物療法を考える上でいろんな問題にぶつかりますが、これからも大学時代に培った根気強さで、患者さんにより良い医療を提供するために奮闘していきたいと思います。大学時代は精神的にも大きく成長できるチャンスです。皆さんにも、勉学、研究など、後悔の無いよう全力で取り組んで欲しいです。 (2021年7月寄稿)


速水 勇貴さん(令和2年3月薬学科卒業)

協和キリン株式会社・MR

 

医療への貢献の仕方

私は製薬企業のMRとして就職しました。本学で薬剤師免許を取りましたが、そのまま薬剤師としての道に進まなかったのは、学部で学ぶうちに医師の処方に直接関与し、新薬を患者さんに届けることで患者さんの健康に貢献することへの想いが強くなったからです。医師と面会を通し信頼関係を築き、同じ目線で患者さんの最適な治療を考える。優れた自社の新薬を最適な患者さんに届けられるよう情報提供を行い、治療の先に医師から感謝の言葉を頂いた時は努力が報われた気持ちになりました。薬学部で得た知識と自分の強みを活かして幅広い選択肢の中から将来を考えてみてください。(2021年6月寄稿)


鈴木 秀造さん(平成30年3月薬学科卒業)

アイセイ薬局・薬剤師

理想の自分を目指して

私は卒業後、保険薬剤師として調剤薬局へ就職しました。調剤薬局に求められる役割が変わりつつある今、対人能力の必要性が高くなっていると思います。患者様とのやりとりや他職種の方との連携に苦労することは多いですが、薬剤師の専門性を活かして患者様の健康に携わることが出来ることにやりがいを感じています。静岡県立大学で多くの事を学び、先生方や多くの方に助けて頂いたおかげで理想の薬剤師に向けて一歩踏み出すことができました。これから入学する方や研究室を選ぶ方にも是非、大学での生活を通してなりたい自分を目指して欲しいです。(2021年6月寄稿)


玉舟 亮太さん(令和3年3月修士修了)

ピジョンホームプロダクツ株式会社 開発部 開発グループ

人として成長させてくれた場所

私は地元就職を希望して、幸いにも第一希望であった現在の会社へ就職することができました。会社では「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」を存在意義に掲げ、ベビー用のスキンケア用品、ソープ・シャンプーなどの開発を行っています。今こうして開発業務に携わることができているのも、ひとえに研究室の先生方によって人として成長させていただけたからだと思っています。研究室のメンバーとして迎えていただいた時には本当にどうしようもない人間だったと思います。今もお世辞にも立派な人間とは言えませんが、今までの生きてきた中で研究室にいた期間が最も人として成長できた期間だと思います。先生方は学生のことを思って接してくださり、一研究者として成長させてくださることはもちろん、人としても成長させてくださりました。先生方を信じてついていけば、卒業(修了)する頃にはきっと何か大きなものが得られるはずです。 (2021年5月寄稿)


飯田 奈央さん(令和3年3月薬学科卒業)

浜松市保健所浜北支所 医薬予防グループ

感謝の気持ちを忘れない

私にとって、静岡県立大学の研究室生活は先生方、同期生に恵まれとても楽しいものでした。私が最後まで研究活動をやり遂げることができたのは間違いなく周りの方々の助けがあったからです。人との出会い、人への感謝を大切にしたいと強く実感した3年間でした。私は今、市職員の薬剤師として、未曾有の感染症対応に追われながらも、市民の皆様のお役に立ち、皆様に恩返しできるような人材を目指しております。皆さんも人との出会いを楽しみながら、感謝の気持ちを忘れずに様々なことに取り組んでいってくれたらいいなと思います。 (2021年5月寄稿)