Last Updated:
2016.06.24

生化学分野 -Department of Biochemistry-

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糖鎖生命科学の世界

糖鎖の機能

本研究室の研究成果内容 -糖質科学を基盤にした感染症研究-


本研究室の研究成果内容 -神経機能における糖鎖の役割-



高等動物からバクテリア、ウイルスにいたる多くの生物はその表面に糖の鎖(糖鎖)を持っています。糖鎖の種類はとても多様で、まだ分からないものもたくさんあります。

血液型の違い、受精、受精した卵細胞が固体へと発生していく過程で起こる細胞の選別、組織形成、細胞の増殖、プログラムされた細胞の死、神経伝達、骨髄細胞が白血球や赤血球になる過程でおこる細胞の分化、リンパ球による免疫拒絶反応、細胞間の自己、非自己の認識など多くの生命現象をはじめ、白血球と血管内皮細胞との接着が関わる炎症、がん細胞の転移、ウイルス、バクテリア、さらには原虫の感染など、多くの病態が糖鎖の機能と密接に関わっています。私たちは、このような糖鎖が関わるすべての生命現象に興味をもって研究を進めています。

特に、ウイルス感染症のような克服が切望されている病気における複合糖質とその関連物質の役割を分子レベル、遺伝子レベルで解明しています。さらに、その研究成果を創薬へと応用していきます。糖鎖生命科学の世界をいっしょに探検しませんか?



糖鎖の機能

研究室から見える富士山と2本の虹
2008年11月12日撮影

生化学分野



      研究内容



  主な研究テーマは次の通りです。

  生体における複合糖質および関連分子の機能解明と創薬への応用

  1. ウイルス感染における糖鎖機能の解明と医療への応用

    インフルエンザウイルスやパラインフルエンザウイルスなどのウイルス感染を制御する糖鎖の機能を明らかにし、その研究成果に基づいた新しい抗ウイルス剤およびウイルス検出剤の創生をめざしています。

  2. 中枢神経における糖鎖機能の解明と応用

    記憶の形成や、てんかんなどの神経が異常に興奮する病気の発症機構をシアル酸などの糖鎖の機能を明らかにし、その研究成果を医薬品や機能性食品に応用することをめざしています。

  3. 糖代謝酵素の研究と応用

    遺伝子組換え技術を応用して糖鎖の合成・分解酵素の構造や機能を解明し、医療や産業に応用することをめざしています。

立体構造
   図はパンデミックインフルエンザA型ウイルス(香港かぜ)のNAスパイクに見出されたLow-pH安定性を規定するアミノ酸部位





      研究室の1年間の主な行事




      4月
     2015年4月 新配属生の紹介を兼ねたお花見
2015年花見

     新配属生歓迎会

      5〜7月
     研究室対抗スポーツ大会(バドミントン、ソフトボール)
     バーベキュー
     学会参加・発表(日本生化学会中部支部会、日本薬学会東海支部会など)

      8〜9月
     研究室旅行(一泊二日)
研究室旅行
2015年8月27-28日の研究室旅行(東伊豆、小田原)

      8〜12月
     学会参加・発表
     (日本生化学会、日本糖質学会、日本ウイルス学会、日本薬学会東海支部会、糖鎖科学中部拠点、静岡健康長寿フォーラムなど)

     11月
     研究室開放 - 大学祭(剣祭)
     生化学教室(旧・生体分子薬学分野) OB会

     12月
     忘年会
2013年12月27日 生化学分野・講座 忘年会
忘年会

     薬学科卒業論文発表会

      1月
     博士論文発表会

      2月
     修士論文発表会

      3月
     薬科学科卒業論文発表会
     謝恩会
     学会参加・発表(日本薬学会)


     毎週
     国際論文雑誌の文献紹介
     各自の研究中間報告会(報告書作成、スライド口頭発表)
     勉強会(各自が講師として、専門分野の基礎知識などいろいろ)





      生化学分野の歴史




     昭和28年
     静岡薬科大学開校と同時に「生化学教室」が開設
   
     昭和29年4月

小坂 順蔵 初代教授

   小坂 順蔵 初代教授 就任 



     
     昭和37年11月

松本 亮 二代目教授

   松本 亮 二代目教授 就任




     平成元年10月

鈴木 康夫 三代目教授

   鈴木 康夫 三代目教授 就任(現 中部大学客員教授)



     
     平成18年4月

鈴木 隆 四代目教授

   鈴木 隆 四代目教授 就任





     平成18年4月
     教室名を「生体分子薬学分野」へ改名

     平成21年4月
     教室名を「生化学分野」へ改名

生化学分野